おしゃろーの育児アイテム図鑑
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コラム

パパ必見! 女の子の育て方

赤ちゃんの時から大切に思ってきた娘が大きくなって、「パパあっちいって。」なんて言われた日には、どんなパパでも肩を落とすでしょう。

今日はそうならないために、パパに知っておいてほしい女の子の育て方を紹介します!

普段から関わることを忘れずに

気が向いた時や余裕があるときだけ娘の遊び相手をするパパさんはいないでしょうか?

それ、要注意です。

普段から娘とのコミュニケーションを取らなかったとしましょう。

そうやって育った娘は何かに悩んだ時、ほぼ間違いなくパパに相談することはないです。

家族に相談するとしたら、自分を育ててくれ、より理解してくれているママに相談し、パパには「こっち来ないで。」や、「お父さんには関係ないから。」と言われちゃいます。

娘に限らずですが、子どもが産まれたら、2人で育児をするぞ!という意気込みを持つのが大切です。

苦手な事にもチャレンジする姿を見せる

子育て頑張るぞ!と意気込んだものの、ご飯作るのもママの方が上手だし、掃除なんかもママの方が丁寧だし。。というパパもいるでしょう。

でも、大丈夫。娘からすると、「一緒に料理してみない?」と誘われれば、一緒にやってくれる事自体が嬉しいのです。

また父親心としては、カッコ悪い姿を娘に見せたくない気持ちはすごくよく分かります。でも、チャレンジする姿や、失敗を乗り越える姿を背中で見せる事で、伝わるものもたくさんあります。

意見を押し付けるより一緒に考えましょう

娘を育てる時に忘れちゃいけないのが、自分と娘は別人格であるという事です。

こんな人間になってほしいな。と思うのは良いですが、実際どう生きていくかは娘が決める事です。

もちろん、危ない事に対してだったり、他の人を傷つけるような行動は止めるべきです。

しかし、それ以外のことについてはできるだけ指示ではなく、考えさせるような言葉掛けをしましょう。

なぜなら、思春期を迎える前の娘は、自分が関わる世界が狭いために、親の言うことは正しい。と捉え、反発することが難しいからです。

しかし、何でもかんでも「ああしなさい。」と言っていると、娘は自分で考え行動できない子になってしまいます。

反抗期が来ても前向きに捉える

前項の続きになりますが、自分で考えることができる子は成長の過程で「反抗期」がやってきます。

これは、いわば「自我の目覚め」であり、自分の価値観や感性が育っている証拠です。

それを親側から見ると、「反抗」という形で見えてくるのです。

ですが、成長している証なので安心してください。

娘の性的発達を受け入れよう

人間は性的に発達していく生き物です。女の子でいうと、9〜10歳くらいで第二次性徴が始まり、体が大人の女性に近づいていきます。

自分の体の変化に心がついていかず、不安を感じたり、自分と性別の違うパパとどう接したら良いのかわからなくなる時期がきます。

そんな時にどうでしょう。

お風呂上がりにパパがパンツ一丁でウロウロしてたら。

そりゃ、「キモい!」と言っちゃう娘の気持ちもわかります。

娘が9〜10歳になったら、少し距離感について考えてみてください。

娘の心は成長しているのに、パパの方が今までみたいにスキンシップを取ろうとしたり、パンツ一丁でウロウロしてると、一気に抵抗感を抱くでしょう。

成長期の娘との距離感というのはすっごく大切なのです。

でも、安心してください。

パパとのスキンシップを嫌がったり、距離を取ろうとしても、パパのことが嫌いになったわけではありません。

「パパのことは好きなのに、なんでこんな態度をとっちゃうんだろう。」と悩むこともあるのです。

娘にキツイ言葉を言われた時は、「どうしちゃったんだろう。」と娘に原因を探すのではなく、自分の行動を見直すことが一番の近道です。

そして、小さい頃のように甘えてきたり、「聞いて聞いて!」と話しかけてこなくなってもコミュニケーションをとることは諦めないようにしましょう。

恋愛事情は詮索しないで見守る

「娘が変な男を連れてきたらどうしよう。」パパなら誰もが一回はよぎるこのフレーズ。

大事な娘の恋愛。気になることも多いと思います。ですが、ほとんどの娘は親に恋愛の相談をしません。

皆さんもそうだったと思います。

なのに、聞き出そうとすると、「ウザい。」と言われてしまうのです。

もうここに関しては、父親の出る幕はないのです。

ですが、一つだけ父親にできることがあります。

それは「気にかけている」と伝えること。

「心配だから、あんまり遅くならないようにね。」

「何かこまったらすぐに言ってね。」など、詮索はしないけど、気にかけてるよ。と伝えることで、娘と父親の信頼関係は保たれていくのです。

僕も0歳のちーたん(娘)がいて、まだ先な部分もありますが、「パパくさい!」と言われないように頑張りたいと思います。

それでは、今日も子育て頑張っていきましょー!

元小学校の先生であり、0歳児の新米パパ
おしゃろー
学生時代は子どもキャンプ団体に所属。その後、小学校教員時代を経て、今まで関わってきた子どもたちの数は12年間で数百人を超える。そんな私が今までの教育現場経験&子育てで、良いと感じたアイテムや、教育的な観点からオススメできるものを紹介していく。 小学校、中学校、高校の教員免許を持ち、専門は社会科。 子育てという分野とは関係ないが、娘が生まれる以前は、シェイク屋を経営し、猪や鮎を獲って暮らしていた。