おしゃろーの育児アイテム図鑑
〜娘と私が使って、本当に良かったモノだけ紹介します〜
コラム

赤ちゃんの人見知りとは

ウチの娘は絶賛、ママにべったりです笑

みなさんのお家でも始まってませんか?人見知り。

ママは自分を求めてくれるので、嬉しい反面、24時間この調子となると疲れます。

パパは、パパで人見知りされて、ショック〜!みたいなこともあると思います。

そんな人見知りですが、どうやって付き合っていったらいいのでしょうか?

ある実験の話

まずは、ある実験を紹介します。

人見知り中の赤ちゃんの目の前の画面に、ママの顔と全然知らない人の顔を並べて映します。

そして、どちらの顔をよく見るかを調べてみると…

おしゃろー

そりゃ、ママの顔を見るでしょ、、

実は、人見知り中の赤ちゃんは知らない人の顔を頻繁に見るんです。

おしゃろー

なんでよ!笑

一方で、人見知り前の赤ちゃんにも同様の実験をしてもらうと。。

今度は、ママの顔の方をよく見ることがわかりました。

生まれて間もない赤ちゃんは、母親など特に身近な人の顔しか認識することができません。

しかし、少し成長すると、それ以外の人の顔も認識できるようになります。

この身近な人以外を認識できるようになった時に始まるのが「人見知り」なんです。

そして、先ほどの実験には続きがあります。

人見知りの赤ちゃんは、知らない人の顔を見る時に、知らない人の目ばかりを見ていたのです。

そして、これこそが人見知りの赤ちゃんの泣いてしまう理由だったのです。

人見知りのメカニズム

動物が基本的に目を合わせる時は、決まって威嚇をする時だと言われています。

そのため、動物は目が合うと、威嚇されていると感じ、反射的に恐怖がわき起こり、警戒心を抱きます。

人間にもこの時の名残が残っていて、人と目が合うと、恐怖を司るへんとう体という場所が自動的に働きます。

大人の場合は、へんとう体が働くのと同時に、前頭前野という場所が働いて、相手が危険でないと分かれば、恐怖を抑えることができます。

しかし、赤ちゃんは前頭前野が発達途中ということもあり、まだ恐怖を抑えることができません。

身近な人以外を認識できるようになり、他人に関心を持ち始め、他の人の顔(特に目)を見てしまう。

そして、恐怖を感じ、「ママ〜!」となるというわけです。

人見知りの解消法

人見知りは前頭前野の発達と共に、自然と解消されていきます。

ただ、人見知り発動でしょぼん。となってるパパのために、早く人見知りを解消する方法を説明します。

それは、「ママと仲良くしているところを我が子に見せること」

赤ちゃんは、絶対の信頼を置いているママと仲良くしている人=ママの味方。しいては「自分の味方」と捉えるようになります。

我が子の前で仲の良いところを見せていきましょうね。

まとめ

人見知りとは、心の成長の証です。

大人からすると、厄介に感じる人もいると思います。

でも、「人見知り」は言い換えれば、見知らぬ人や新しい環境を知りたい!という態度のあらわれです。

我が子は成長しているんだな。と思えると、寛容になれそうですね。

それでは、お互い子育て頑張っていきましょー!

元小学校の先生であり、0歳児の新米パパ
おしゃろー
学生時代は子どもキャンプ団体に所属。その後、小学校教員時代を経て、今まで関わってきた子どもたちの数は12年間で数百人を超える。そんな私が今までの教育現場経験&子育てで、良いと感じたアイテムや、教育的な観点からオススメできるものを紹介していく。 小学校、中学校、高校の教員免許を持ち、専門は社会科。 子育てという分野とは関係ないが、娘が生まれる以前は、シェイク屋を経営し、猪や鮎を獲って暮らしていた。