おしゃろーの育児アイテム図鑑
〜娘と私が使って、本当に良かったモノだけ紹介します〜
コラム

赤ちゃんのイヤイヤ期、なぜくるの?

お気に入りのクマさんの服を今日も着たい。

でも、その服は機能洗濯したばかりでまだ乾いてない。

でも、「クマさんじゃないとやだ〜!」という場面。

お店のショーウィンドウを見て、「絶対これ買って〜!」といって、店の前で寝転がってダダをこねる場面。

何かしら、みなさんのお家でも我が子の「イヤイヤ!」の炸裂するが場面があると思います笑

そんな幼児のイヤイヤ期、どう対応したら良いのでしょうか?

イヤイヤ期はなんでくるのか

イヤイヤ期は、我が子たちの脳の発達している段階でくるものです。

なので、来ちゃうものは来ちゃうので、しゃーないのです笑

わたしたち人間は多かれ少なかれ欲求を持っています。

「あれが食べたい!」というような本能的な欲求は脳の中心部で生み出されます。

しかし、私たち大人は我慢もできます。

なんで我慢ができるかというと、脳の周りの方にある前頭前野という部分が、その欲求を抑えてくれるからなんですね。

おしゃろー

前頭前野が働いてなかったら、この世はカオスやな。。。

しかし、子どもたちは違います。

イヤイヤ期の我が子たちは、まさに今、前頭前野が育っている最中なんです。

まだうまく機能してないから、我慢が抑えきれないのです。

おしゃろー

発達段階の途中だと思うと、ちょっとおおらかな気持ちになれそうね

「ダメ!」と怒るのは控えましょう

我が子が駄々をこねた時、つい「ダメなもんはダメ!」と怒ったりしていませんか?

実は、そのやり方はあまり良くありません。

「ダメ!」と怒られた時、子どもの脳で働くのは、恐怖や不安を司る「へんとう体」です。

恐怖で一時的に欲求は抑え込まれているだけなのです。

これでは、前頭前野の抑制機能は育ちません。

ぶっちゃけ、どうしたらいいの?

発達段階なのも、怒っちゃけないのもわかった。でも、目の前で「イヤイヤ」を炸裂させる我が子には、どう接したらいいんだ!!という声が聞こえてくるので、3つ接し方を紹介します。

状況に応じて使い分けしてくださいね。

①ただただ、待ちましょう

お片付けしようか。と声をかけると、「どうしてもこの積み木で完成させたいんだ!」と我が子がイヤイヤする場面。よくあると思います。

そんな時は、(時間に余裕がない時は無理ですが)待ってあげるととても良いです。

「◯◯までできたら、ご飯にしようね。」など、ゴールを示して、ひたすら待ってあげましょう。

我が子は自分の欲求を認めてもらえたと感じ、自分でやり切るところまでいったら、案外、次の行動に移れたりするものです。

②さりげなくアシストしましょう

どうしても自分でボタンを留めたい。

けど、まだうまくできなくて、怒る。ということがあります。

そんな時は、ボタンを半分まで入れてあげて、最後の仕上げを自分でさせてあげると、我が子は満足します。

自分でやりたい!というこだわりが強い場面では、スッとアシストしてあげると、自分でできた!と満足し、さっきまでのことが嘘のように思えるでしょう。

③「子どもにとってわかりやすいルールを決めよう」

これに関しては、イヤイヤが発動した時というより、普段からの練習になります。

例えば、「おやつは手を洗ってから食べようね。」と親子の間でのルールを作るとします。

外から帰ってきて、おやつが食べたい我が子。

けれど、「手を洗うルール」を前もって作っておくことで、自分の中で葛藤します。

「すぐにでもおやつが食べたい。」

「でも、ママ(パパ)との約束がある…」

そして、最初の時はおやつの誘惑に負ける時もあるでしょう。

でも、そうやって繰り返していくと、ある時、自分の中で約束を優先できる日がきます。

その時は、全力で「よく我慢できたね!」と我が子の頑張りを認めてあげてください。

大体の家庭で、オーソドックスなルールって結構あると思います。

「ご飯の前はオヤツはだめよ。」とか。

この時、我慢しないとなんでこのルールがあるのかの理由も伝えてくださいね。

大切なのは、「なぜ我慢するのかという理由を子どもが納得すること」です。

理由もなく、約束されても「なんでなんだよ!」という気持ちになっちゃいますからね。

親子で、何度も納得感のあるルールを守る練習をしていきましょう。

それでは、お互い子育てがんばっていきましょー!

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元小学校の先生であり、0歳児の新米パパ
おしゃろー
学生時代は子どもキャンプ団体に所属。その後、小学校教員時代を経て、今まで関わってきた子どもたちの数は12年間で数百人を超える。そんな私が今までの教育現場経験&子育てで、良いと感じたアイテムや、教育的な観点からオススメできるものを紹介していく。 小学校、中学校、高校の教員免許を持ち、専門は社会科。 子育てという分野とは関係ないが、娘が生まれる以前は、シェイク屋を経営し、猪や鮎を獲って暮らしていた。