赤ちゃんが夜、急に泣き出す「夜泣き」
大人は夜泣きしないのに、なぜ赤ちゃんは夜泣きするのでしょうか。
今日はそんな素朴な疑問を解決していきます。
夜泣きのメカニズム
我が子たちは胎児の時、ママのお腹の中で、浅い眠りと起きている状態を繰り返しています。
その中でも、起きている時間は活動量が多く、ママの血液から多くの酸素をもらいます。
そこで、ママにできるだけ負担をかけないように、日中は眠る時間を多くし、ママが寝ている夜間に起きる時間を長くしているのです。
娘よ!めっちゃ親孝行やん!
そんなお腹の中での睡眠リズムですが、お腹のなかから産まれてきてもしばらくは変わりません!
なにー!
赤ちゃんが夜に起きて泣くのは、お腹の中にいた時の睡眠リズムが残っているからでした。
夜泣きをするのは動物界でも人間だけ
動物たちは産まれた時から脳が発達しており、睡眠のリズムも大人と同じで夜泣きはしません。
なぜなのでしょうか。
それは、わたしたち人類の進化が大きく関わっていたのです。
太古の昔、人間は遠くの獲物を見渡せるように、また、手先を器用に使えるように、二足歩行を始めました。
一見、便利な2速歩行なのですが、こと出産においては別です。
2速歩行をするようになり、姿勢が変わり、女性の体において、赤ちゃんの出てくる産道が狭くなりました。
お腹から出てこれんくなるやん!
しかし、生物の進化とはよくできています。
産道が狭くなったら、その狭い産道を抜けられる大きさで、赤ちゃんはお腹の中から出てくるようになったのです。
具体的なサイズでいうと、我が子たちは、脳の大きさが大人の三分の一の大きさで産まれてきます。
みなさん、夜泣きのメカニズムや夜泣きは人間だけがする理由についてわかったでしょうか。
夜泣きの改善については、別の記事にまとめてあるのでよかったらそちらをどうぞ。
それでは、今日もお互い子育て頑張っていきましょー!