おしゃろーの育児アイテム図鑑
〜娘と私が使って、本当に良かったモノだけ紹介します〜
コラム

子どもの野菜嫌いをどうにかしたい!

多かれ少なかれ、赤ちゃんには食べ物の好き嫌いがあると思います。

今日の記事を読めば、そんな好き嫌いが一つでも減らせると思うので、よかったら、最後までお付き合いください。

そもそもなんで野菜は必要なの?

野菜には、体の成長に必要な栄養素のビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。

おしゃろー

そんなこと言われなくても、知っとるわい!

細かくは知らずとも、みなさん、野菜が体にいいのは経験的に知っていると思います。

一方で、野菜自体にはエネルギーの素になるような栄養素は多く含まれていません。

食糧に乏しかった昔とは打って変わり、現代は食糧にあふれ、どうしても摂取エネルギー量が多くなりがちです。

そんな中、エネルギー量の少ない野菜は食べすぎても、肥満などの心配が少ないといえます。

なので、娘には野菜付きになってもらいたいなと僕は思います。

野菜が好きになるように食べ方を「セット」しよう

私たちの食の好みは遺伝でそれぞれの子の傾向が決まっています。

ですが、そういった傾向は一人一人ありながらも、

実際、私の小学校の時の担任の先生の話です。

先生は、小さい頃に牡蠣が大好きだったそうです。

そして、ある時、生牡蠣を家族で食べる時があったそうです。

たくさん食べた牡蠣の中に悪くなっているものが含まれており、牡蠣にあたり、相当お腹を崩し、寝込んだそうです。

それからというもの、牡蠣を見るたびに、冷や汗をかいて寝込んだあの日を思い出すから、牡蠣は嫌いになったとのことでした。

牡蠣=しんどかった経験。と結びつき、嫌いな食べ物になってしまいましたというのです。

野菜の話からそれてしまいましたが笑

なので、野菜に関しても、子ども達が野菜=嫌なもの、苦いもの。と結びつけないような順番でトライさせるようにしましょう

離乳食を始める最初の食材に甘いりんごを持ってくると、どうでしょう。

我が子の気持ちになりきった時にこんな思いは出てこないでしょうか?

我が子

ブロッコリーはにがいから、いやじゃ!

至って普通の反応だと思います。

甘いものを知っていたら、我が子達はどうして苦いブロッコリーやほうれん草を食べるでしょうか。

なので、甘い果物を知る前に、ブロッコリーやほうれん草などの緑色の野菜から離乳食を始めましょう。

初めての離乳食は、まだ甘味を知らない我が子にちょっと苦い野菜になれさせる最大のチャンス!!

といいつつ、うちの娘は、離乳食デビューは甘いさつまいもでしたが笑

生後6ヶ月までは避けるべき食材

離乳食として与えるのに適していない食材というものがあります。

理由としては、消化器官がまだ発達しておらず、十分に消化できないという理由や、まだ菌に対抗できる力がないからなど理由は様々ですが、今から挙げる食材は避けましょう。

  • ・グルテンを含むパスタ、パン
  • ・ナッツ
  • ・魚介類
  • ・卵
  • ・レバー
  • ・ナチュラルチーズ

1歳までは避けるべき食材

次に1歳まで避けるべき食材も紹介します。

・ハチミツ

・牛乳

・生or半熟卵

・加工肉

・加工食品

・砂糖入りの食品や飲料

ハチミツにはボツリヌス菌がいたり、加工品は使用されている食塩量が多いことなどが主な理由です。

子どもに不足しがちな栄養素はビタミンDと鉄分

子ども達の身体は大人とは違い、日々、成長を続けています。

そんな子ども達に不足しがちな栄養素はビタミンDと鉄分です。

ビタミンDは丈夫な骨と歯を形成するのを手助けしてくれます。

どうやったら、一番効率的に吸収できるかというと、太陽光を浴びてください

おしゃろー

まさかの食事やなくて、光合成パターンなのね笑

もちろん光合成とは違いますが、私たちの体は日光を浴びると、体内でビタミンDが作られるので、適度に日光には浴びるようにしましょう。

一方で、ビタミンDを多く含むのは、サケ、カレイ、サンマ、マグロ、干ししいたけなどがありますので、それらの食材もおすすめです。

また、鉄分は少なくなると、貧血などの弊害が出てきます。

こちらも、カツオ、イワシ、卵黄、牛肉、豚肉、豆腐、ほうれん草、胡麻などに多く含まれているので、離乳食に取り入れることをオススメします。

根気よく続けることが大事!

我が子達は道の味を嫌います。

好き嫌いの数を減らすコツは、ズバリ、根気よくスプーンで口元に持っていってあげること!

同じ野菜を繰り返していると、ほとんどの赤ちゃんはやがて受け入れ、ほとんどの赤ちゃんはその野菜を好きになるという研究結果もあります。

子どもの少し嫌がる顔に辛い部分もあると思いますが、最大でも日を変えて、15回くらいはトライしても大丈夫です。

もちろん、無理やり口に入れてはいけませんが笑。ここで根気強く続けて、その野菜を好きになれば、そのあとも野菜を好きになれると思います。

私の考えでは、滅多に食べる機会がないものや、必要な栄養価がそんなにないものなどは、究極言ってしまえば、一つや二つ好き嫌いがあってもいいと思ってます。

ただ、トマトのリコピンなどのように、体にとって必要だけど、含まれている野菜が限られている栄養素もあると思います。

そういう野菜に関しては、ママやパパが子供と一緒になって、好き嫌いを克服できてたら、その子の将来にとっていいことなんだろうな。と思っています。

一緒に頑張っていきたいですね。

子どもに食べさせる時に心がけたいこと

子どもに離乳食を食べさせる時に、ちょっとでもその食材を好きになってもらうコツをお伝えします。

子どもの口に食べ物を運ぶときは、笑顔を忘れずに。

口の中に広がっている味=楽しい記憶。という関連付けがつくと、子どもはその食材を好きになれます。

また、子どもの口に運ぶ前に、目の前で、ママやパパが美味しそうに食べることもいい効果があるので、試してみてください。

子どもに食べさせる時にやっちゃいけないこと

逆に、やっちゃいけないこともあります。

「頑張って、〇〇食べたら、甘い〇〇食べようね〜。」と言った声かけは気をつけましょう。

ついやってしまいがちな声かけなのですが、これだとまるで、この苦いものは後でご褒美をもらえるくらい我慢して食べないといけないものなんだ。というマインドを我が子に植え付けているようなものです。

気をつけましょう。

まとめ

とにかく、苦そうな野菜は、食べさせる時に、楽しい思い出と結びつけさせることで、克服しやすくなります。

与えてはいけない食材に注意しながら、根気良く我が子と向き合っていきましょう。

それでは、今日もお互い子育て頑張っていきましょー!

元小学校の先生であり、0歳児の新米パパ
おしゃろー
学生時代は子どもキャンプ団体に所属。その後、小学校教員時代を経て、今まで関わってきた子どもたちの数は12年間で数百人を超える。そんな私が今までの教育現場経験&子育てで、良いと感じたアイテムや、教育的な観点からオススメできるものを紹介していく。 小学校、中学校、高校の教員免許を持ち、専門は社会科。 子育てという分野とは関係ないが、娘が生まれる以前は、シェイク屋を経営し、猪や鮎を獲って暮らしていた。