おしゃろーの育児アイテム図鑑
〜娘と私が使って、本当に良かったモノだけ紹介します〜
コラム

子どもの天才性を引き出すには…?

子どもはそれぞれ強みを持っている!

タイトルに天才とあるので、メジャーで2刀流の大谷翔平選手や将棋の藤井聡太名人を思い浮かべた方も多かったと思います。

そんなの一部の人だけでしょ〜?と思われるかもしれませんが、子どもたちは皆、何かの分野において秀でていて天才なのです。

もちろん、子どもたち本人の努力が一番大事ですが、その可能性をわたしたち大人が潰さないように、引き出せるように関わることがとっても大切です。

ちなみに、うちのちーたんは、通る声質から繰り出される泣き声の大きさはピカイチです笑

今日はそんなわたしたち大人が心がけたいポイントを5つ紹介します!

天才性を引き出す5つのポイント!

①「60%ルール」で関わろう

僕は小学校の教員をしていて、たくさんのご家庭を見てきたのでわかるのですが、

我が子が転ばないように、親が先読みをして、子どもが歩く道に落ちている石を全部取り除いちゃうご家庭がたまにありました。

我が子の泣く姿も見たくなければ、可愛い我が子になんでもしてあげたくなる気持ちはわかります。

ですが、その関わりは、子どもの自分で乗り越えていく力(自立する力)の妨げになります。とりあえず、なんでも自分でさせてあげてください。

例を出してみましょう。子どもが「自分でコップにお茶を注ぎたい!」と言ったとします。

そんなときは、やり方を教えてあげて、思うように、させてあげてください。

そりゃ、初めてやることなので、派手にこぼしたりもするでしょう。

でも、コップになんとなくお茶がつげてたらOKなんです!

こぼしたお茶は拭き方を教えてあげたらいいんです。

60%くらいできていたら上出来だと考えましょう。「60%ルールです。」

決して、お茶をこぼすことが予想できて、片付けが面倒だからと、親がちゃっちゃとやってしまったりしてはだめですよ?

とりあえず、完璧主義は捨てましょう。

②「自分で選ぶ」経験を積ませよう

朝保育所に来ていく服など、子どもたちは自分で選んでいますか?

朝は時間がなくて、子供に選ばせると、時間がかかるから。といって、親がちゃっちゃっと選んだりしてませんか?

それはもったいないです。

将来何になりたいか。尋ねても、「わかんない。」と答える子が多いと聞きます。

自分がこれからどうしていきたいか。自分で決めるのは大変なことです。

ですが、決めていくのは子どもたち一人一人です。

では、どうしたら自分で決められる子に育つか。それは、着る服、食べるもの、ほんとに小さなことから自分で決める練習を日頃からしておくことが大事なんです

いきなり、着る服を選べないよ〜。という子には、「AとB、どっちの服にする?」と2択で聞くと選びやすいと思います。

③「お手伝い」をうまく生活に組み込もう

お手伝いは子どもの「できた!」が見えやすく、成長が感じられます。

子どもは「なんでもやってみたい!」という積極性に溢れています。

子どもがやってみたい。と言ったことでも構いませんし、これならできるかもということをこちらが頼んでもいいのです。

子どもが手伝ってくれたら、ママやパパは助かります。

そして、どう助かって、どれだけ嬉しかったのかを子どもに伝えましょう。

子どもはきっと嬉し息持ちになって、またお手伝いをしてくれるでしょう。

ただ、同じ内容だと子どもたちは飽きるので、徐々にお手伝いの種類は増やしていくとうまくいきやすいです。

お手伝いの何がいいかというと、ママ(パパ)が楽になるというところです。
理由はポイント④で説明します。

「家族は1つのチーム。全員の協力があって、初めて家族なの。だから、家族全員でお家のことはするんだよ。」と子どもに教えるのもいいと思います。

そりゃ、小さい頃はお手伝いの習慣がなかったのに、中学生や高校生になって、手伝いなさい!と急に言われても、「うるさいやい!」と子どもたちがなるのも自然な気がします笑

④「正しい」より「楽しい」が大事

今までの3ステップや、今日この記事を読んでいる皆さんは、他にも子育てのノウハウをたくさんお読みになって、実践したこともたくさんあると思います。

でも、「本に書いてあった通りにいかない!」だとか、他の子はもうできているのに。。なんて思ったこともあるかもしれません。

他の子と比べるのはやめましょう!」

比べてもいいことは何もありません。

苦しいけれど、子どものために。とおもいながら、心を鬼にしてやっている教育があるならば、今すぐやめましょう。

子どもたちが一番ほしいのは、ママの笑顔なんです。

正しいより、楽しい。をいつも大事にしていきましょう。

ま、なにより、イヤイヤやって、才能が開花した人なんていないでしょうし。

⑤子育てはいつからでも軌道修正できる

こういう記事を書いていると、

「うちは◯歳なんですが、なんでもダメダメと言ってしまってました。今からでも間に合いますか?」という疑問を持つ方がいらっしゃると思います。

不安になりますよね。今までできてなかった〜。という気持ちと、まだ間に合うかしら。という気持ち。

でも、心配しないでください。軌道修正は効きますよ。

それより何より、今日は親子とも人生で一番若い日。後悔している時間がもったいないですよ。

今からでも全然間に合いますので、我が子の可能性を伸ばしていきましょう。

まとめ

4つポイントを挙げましたが、どの項目にも共通すること。

それは、ポジティブさ(前向きさ)だと思います。

自分で60%ルールや、選ぶこと、お手伝いは、子どもの「できた!」が増えたと言い換えることができます。

正しいより楽しい。や、軌道修正に関しても+の方向に目が向いていると言えます。

日々、家事や仕事に追われ、殺伐とする瞬間もあるでしょうが笑

子どもたちは一瞬で大きくなっていきます。子供とのかけがえのない時間を大事にしていきたいですね。

それでは皆さん。今日もお互い子育てがんばりましょ〜!

元小学校の先生であり、0歳児の新米パパ
おしゃろー
学生時代は子どもキャンプ団体に所属。その後、小学校教員時代を経て、今まで関わってきた子どもたちの数は12年間で数百人を超える。そんな私が今までの教育現場経験&子育てで、良いと感じたアイテムや、教育的な観点からオススメできるものを紹介していく。 小学校、中学校、高校の教員免許を持ち、専門は社会科。 子育てという分野とは関係ないが、娘が生まれる以前は、シェイク屋を経営し、猪や鮎を獲って暮らしていた。