皆さんのお子さんも絶賛、ものを舐めまくっていることでしょう。
うちの娘もティッシュからリモコンまであらゆるものを舐めています。
「それ、汚いからやめようね〜」「なめないでね〜」と言って、一生懸命舐めているものを取り上げたりしてませんか?
実は、この舐めるという行為。とっても大事な意味があったのです。
赤ちゃんはなぜモノを舐めたくなるのでしょうか
以前も指しゃぶりについて記事を書きましたが、今回はもう少し成長して、ハイハイやつかまり立ちをして、自分でいきたい場所に行けるようになってからの話です。
赤ちゃんはそもそもなぜ、モノを舐めたくなるのでしょうか。
それは、舌で舐めるのが、一番情報を得られるからなんです。
人間には五感というものがありますが、視力でいうと、0歳児の赤ちゃんでは0,3ほどしか見えていません。
大人が感じている世界と赤ちゃんが感じている世界はまるで違うのです。
そんな中、口は発達しているので、舐めたモノの食感、質感、温度、味などを我が子たちは感じ取って学んでいるのです。
ちょっと自分でも動けるようになって、近くにあるモノ全てが新鮮に映り、
「これはなんだろう〜」と口に運んじゃうのです。
大人に置き換えると、初めて訪れた海外で、みたこともない食べ物やお店、景色がズラーっと並んでて、一つ一つ気になって目をキラキラさせている状態が近いでしょうか。
上記のことからもわかる通り、我が子たちは舐めたくて舐めたくて仕方がないのです笑
大人が意識すること
子どもの舐め回したい気持ちは最大限に尊重し、思う存分やらせてあげましょう。
自分で掴んで口に持っていって舐めることは、その後の食べる喜びにもつながります。
また舐めて情報を感じ取り考えることで、感覚機能や知能も育ちます。
大人がやっちゃいけないこと
逆に大人がやっちゃいけないことは子どもが舐めているものを「取り上げる」ことです。
皆さんもやろうとしていることを「やっちゃだめ〜」と何度も言われると、「あ〜、もうええわ。」となりませんか?
赤ちゃんも同じです。
何度も舐めちゃダメと言われると、それが嫌になって探求することをやめてしまいます。
ただ、あまりにも汚いものや、小さくて喉に詰まらせる危険性があるものは舐めてほしくないので、そこは大人の先読み力で、子どもの目に入らないところや、手の届かないところに置くようにしましょう。
環境整備がとても大事になってきます。
まとめ
それでは皆さん。今日もお互い子育てがんばりましょ〜!