最初は寝ているだけの我が子。
少しずつ筋力がついてくると、自分で体動かせるようになってきます。
ほふく前進のような「ずりばい」ができるようになると、親としては成長が嬉しい半面、行動範囲が広がるのでその分事故のリスクも増えます。
お座りをしようとする動き、うんうんと動こうとする仕草等が見られたら家の中の安全対策を始めましょう。
0歳の死亡事故のうち、先天性の病気や、出産時の事故、SIDS(乳幼児突然死症候群)以外で最も多いのが窒息によるものです。
0歳の事故の半分は家の中で発生していて、その多くがリビングで怒っています。赤ちゃんが普段過ごす場所の安全対策がとても重要になっています。
◯トイレットペーパーの芯で誤飲チェック
トイレットペーパーの芯の穴の中を通子ものは、我が子が誤飲する心配があるので手の届かない場所に置きましょう。
◯場所別対策の仕方
・玄関
玄関の段差から落ちる危険性があります。柵等を設けて落ちないようにしましょう。
・キッチン
電気ケトルやポットなどで火傷をする危険があるので、熱いお湯の入っている電化製品は手の届かないところに置く。
キッチンの下の扉に包丁を収納している家も多いのではないでしょうか。
扉を開けて包丁で怪我することがあるので、包丁場所の扉は開閉ストッパーをつける。
ガス台のセーフティーロックをかけておく
・寝室
柔らかいベッドは、顔が埋まり、窒息する恐れがあります。
硬い布団にに買い換える。
ベッドと壁の隙間に顔が埋まり、窒息する。→壁ぴったりにベッドをくっつける。
添い寝中、うっかり寝てしまい、大人の体で圧迫。
疲れている時や添い寝せず、子供はベビーベッドなどに寝かせてトントンして寝かしつけ。
・お風呂、洗面所
ママが髪を洗っている間に浴槽内で溺れる。
髪を洗う時は、洗い場で椅子に座らせる。
歯磨き中に転んで喉をついて怪我。
歯磨きの時は、椅子に座らせる習慣付け。
ドラム式洗濯機の中に閉じ込められて窒息。
Heyチャイルドロックや閉じ込め防止機能の付いている製品を選び、使っていない時はフタを閉じ開かないようにする。
・リビング
引き出しに登り、タンスが倒れて下敷きに。
引き出しにストッパーをつける。
テーブルクロスをしたから、引っ張り、テーブル上のポットのお湯がこぼれてやけど。
クロスはおかない。熱いものも置いたままにしない。
テーブルの角に頭をぶつけて出血。
緩衝材を取り付ける
コンセントに異物を突っ込み感電。
コンセントカバーの設置で、いたずら防止
ブラインドの紐で、遊び、首にに絡まって窒息。
下はまとめて手の届かない高さにあげる。
電池や薬、タバコ洗剤を誤飲。
手の届かないところに置く。
直径4センチ以内の小さなものを誤飲。
小さいものは、子どもの手の届かない所へ。
上の子が赤ちゃんの体をドアに挟んで怪我。
ベビーサークルなどに赤ちゃんを入れ、親が一緒にいられない時は過ごす場所を別々にしておく。